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Updated
2010.03.17 (Wed)
2010.03.17 (Wed)
宮部みゆきの小説です。
私ね、実はあまり涙もろくない人なんです。
ドラマとか映画とか観てもあまり泣かないの。
でもそれってなんか冷たい人みたいでしょ?w
だからあまり言いたくないんだけどw
ドラマとかなら自宅で見てるだけだから別にいいんだけど
観劇が好きでよく観に行くのに
周囲がみんな泣いてるのに自分だけ泣いてなかったりすると
なんか肩身が狭いような気がしてねw
人がばたばた死ぬのとか
泣けずにむしろ腹が立ってきたりするの。
「マッチ売りの少女」とか「フランダースの犬」とか
罪もない子どもが死んでしまう話は特に嫌い。
泣かせたいがために、殺してるんだろ!え!とか
思っちゃってねw
で、この「孤宿の人」もね。
なんか主要な登場人物はほとんどばたばた死んでいく、
自分にとってはイヤな話のはずなのに。
もう号泣しちゃって。
大変でした。
目の端に涙がたまって、ぽろり、とか
そんなレベルじゃなくて
読みながら嗚咽をもらすほどに泣いてしまったよw
自分で自分にびっくりしたw
宮部みゆきの時代小説は泣けてしまうことが多いんだけど
これは特にダメだったw
陳腐な言葉ですがね。まさに感涙です。
ラストはもうね。前が見えません。
涙に飢えたときは読むといいと思うよ。